バラの無農薬での育て方を掲載中!自家生産バラ苗販売のピーキャットが運営するゆうきの園芸ショップ

ピーキャット店のご紹介まずは会員登録をお願いします苗生産の取り組みファンの集い ファックス注文

送料説明 新ピーキャット農場便り
お知らせ
MIX堆肥は川口肥料HPにて販売中


バラ大苗の植え付け方法

ピーキャットローズショップのご紹介

「鉢で大苗を育てるのは難しい…」
これがバラ栽培では定説となりつつありました。
確かに、大苗の裸苗を買って植え付け失敗する人はかなり多かった過去があります!

しかし!実はそうではありません!
良い培養土と、それに見合った鉢を使えば意外とカンタン!

ここでは、プロのバラ苗生産者が皆様に鉢へのバラ大苗植え付け法を伝授します!
皆様、奮ってチャレンジしてくださいね!

裸苗を使う理由は?

近年、大苗を鉢に植え込んだ「大苗鉢植え品」というのが市場に多く出回っています。
これは、どのような培養土が使われているか、どのように育てられてきたか知るよしがありません…

たとえば、あなたが有機肥料を使ってバラを育てるとしましょう!
有機肥料で育てるためには土中微生物の存在が欠かせませんよね? もし、あなたが今まで化成肥料で育てられていた「大苗鉢植え品」を買ってしまったら…

バラにとって一番恐れる病気、それは根頭癌腫病です!
裸苗ならば根がむき出しなのでチェックできますが、すでに鉢に植えられていたら…

良い培養土と、それに見合った鉢を使えば大苗での栽培はそれほど難しくありません!
実際に大苗植え付け品を生産する場合、皆様との違いはビニールハウス内で管理するかどうかだけ…
これで割高になるのですから、もったいなくはありませんか?

ならば!
大苗は裸苗をブランド直営店などでお買いになって、植込みには当店の資材をお使いになればバッチリ!!!
難しいことではありませんし、ご自分で植え込んだ方が安心!そして愛着もより強くなりますよ!

どうして「大苗鉢植え品」があるのか?

大苗鉢植え品が現れた当初、これは大苗を育てるのが難しいというお客様のために用意されたモノでしたが…
現市場では様相が変わってきまして…
・大苗の売れ残りを焼却処分するぐらいなら、鉢に植えてしまって売り物にしよう!
・大苗を鉢に植え込んだら、秋、冬、春と売るチャンスが3回に増える!
商品の方向性が当初とはまったく変わってきてしまいました…売る側の都合で作られた商品になってしまったのです…

これからはご自分で苗を植える時代!
実績は豊富ですので、どうぞチャレンジしてみてくださいね!

春を過ぎてもしっかり成長してくれますよ!

「大苗を植え込んだモノは春以降の成長がイマイチ…」
これが大苗は難しいと言われてきた大きな要因です!

しかし、これは培養土と育て方で解決しますよ!
育てるのが難しいとされていた輸入苗ですが、これもよく育っています!
理論的にも実践面でも、赤玉土主体の培養土は輸入苗に合います!

今までの知識は間違いだらけでしたので、過去に失敗経験がある方もまずは改めて挑戦してみましょう!

生産者ならではのテクニックなんて大したことないですよ!

私はバラ苗生産者ですから、大苗を鉢に植え付けて「大苗植え付け品」を生産していました!
そして、それを買ってくださった方から、
「さすがプロの生産者さん!春を過ぎても動きがすごい!これがプロの成せる技ですね!」
と…お褒めいただいておりましたが…

はっきり申しまして、プロの成せる技なんてなにもありません!!!さすがと言われることが苦痛…

現に昨年、当店のお客さまの中からベテランさん初心者さんを15名選抜してモニターをやっていただきました!
裸苗をブランド直営店で購入してもらって、こちらで紹介する大苗鉢植え方法で植え付けてもらったのですが…
皆さんあっけなく成功されました!

残る問題は大苗の品質だけですね!

購入したバラ大苗の品質に不安がある場合…
当店のお客さまでしたら、大苗の写真をメールに添付していただければすぐに診断いたしますよ!

もし悪い苗を掴んでしまったら皆さん自身で購入先と交渉していただくことにはなりますが…
誠実に対応してくれる店を選んで購入してくださいね!

大苗の品質チェック方法!

大苗が届いたら、以下の手順でチェックしましょう!

1.枝折れがないかチェック!
枝が折れていたり、大きな傷があったり、カミキリムシに食された後がある場合は交換を求めましょう!
特に株元は見落としやすいので気をつけてください!
大苗の場合は、これらで要らぬ菌が侵入したりして腐食など起こすことがよくあります!

2,根をチェックしよう!
根が極端に短く切ってある場合は危険!癌腫病やネコブの発症を切り落とすことで誤魔化すケースがあります!
次に根の先をハサミで切ってみましょう!根の中が黒ずんでいれば根が腐っています。

3,芽をチェックしましょう!
枝の上部の芽まで黒ずんでいればアウト!あと、間延びして芽の感覚が広すぎるのも今後の成育はかなり悪くなります!

4,病気のチェック!
癌腫病痕を取った跡はないか?枝がれ病のような症状はないか?
は、しっかりチェックしておきましょう!
稀に癌腫病痕を綺麗に削って誤魔化してある苗があるようです。

5.株全体のチェック!
これは仕方ないかもしれませんが、太りすぎた苗は後々で動きが悪くなります!
根元から数本切ってしまってある株は2年越しの悪い苗の可能性が高くなります。3本以上切ってある場合はダメですね!

以上、簡単に説明しました!

植え込む前にやるべきこと!

大苗のチェックが終わったら、植え込む前作業を行ないます! 簡単に手順を説明しますね!

1,大苗を軽く水洗いします!
これは軽くやってください!ゴシゴシ洗って株を傷めることのないように、軽く行ないます!

2,根の先を軽く切りましょう!
根の先は黒く傷んでいることが多いので、先だけ軽く切っておきます。これで根も出やすくなります。
また、根が鉢に収まらないほど長く太い場合はあらかじめここで切っておきましょう!

3,クリアミスト洗浄します!
50ppmのクリアミストを株全体にまんべんなく噴霧して消毒します。特に根にはしっかり噴霧しましょう!
傷ついた株や根の腐食した株にはクリアミストを吸わせることもしますが、これは判断が難しいので止めておきましょう!

4,病気が心配な場合は木酢液を根に噴霧します!
根に木酢液の100倍を噴霧します。バケツに溶液を作って根の部分だけ浸けるのもいいですが、もったいないので噴霧しましょう!
その後、根を水で洗ってください!

5,水を入れたバケツに苗を浸けておきましょう!
水を入れたバケツに苗の根の部分を浸けて株に水を吸わせます!2時間程度は浸けておきましょう!

これで植え込み前の準備は終わりです!

植込み作業の説明

植え込みにはできるかぎり植え替えセットをお使いください!
植え替えに必要な、鉢、培養土、クリプトモス、肥料が一式そろっています。

1.下準備

まず、 スリット鉢のスリットを隠すようにクリプトモスを引き、土を少し入れて端のほうへしっかりと入れ込みます。
これは8号CSMスリット鉢です。

2.用意した苗を配置する

輸入裸苗のイングリッシュローズです。
品種によって、根の多さなども変わってきます。


株の向きがバランスよく上に向くように位置を決めます。
あと、なるべく株を中央に持ってきたほうが、後々、格好良く咲けます。
株が曲がってて、どうしても中央にこれないときは、せめて枝がまっすぐに向けるようにしたほうがいいでしょう。
根は一箇所に固まらないように配置してあげるのがベストです。
首の高さもこのときに大体決めるようにします。

3.土を入れる

土をざざっと入れます。
株はしっかり固定しておいてくださいね。

4.根の間に土を入れる

ピーキャットの培養土はさらさらしているので、根の間にも容易に入りますが、根が混んでいたりすると上から土を入れただけでは隙間に入り込めないこともあるので、 指で、根の間に土を入れ込んでやります。
このとき、しっかり土が入れば、 株が大体ぐらぐらしないようになります。

5.土を入れる

株を抑えながら、土を入れていきます。
きちんと植え終わるまで、どちらかの手は常に株を中央に固定しておくことが大切です。

6.土を入れてならす


スリット鉢だったら、
上のふちのくぼみくらいまで土を入れます。
少し多めに入れて、
・鉢横をトントンとたたく
・上から少し押さえる
を1~2度繰り返します。

7.完成

できあがりです!
たっぷりと2~3度水を与えてください。

【植え込み時の注意点や大苗のコツを説明します!】

・培養土に肥料は絶対に混ぜないこと!
大苗を植え込み後、肥料を使うのは芽だし肥の3月上旬です。それまではまったく肥料は使いません!
そして、バラのように肥料を多く使う植物の場合は元肥は堆肥のみです!
肥料を土に混ぜると、還元異常や根腐れの原因となり特に大苗植え込み時は悪影響となります。衛生的にもよくありません!

・土を棒等で突いて根の間に土を入れていく必要はありません!
昔の植え方にはこういうのがありましたが、当店の培養土では必要ありません!
逆に根を傷めるので止めておきましょう!

・芽の位置を確認して剪定しよう!
秋に植えても冬に植えても剪定は冬にします!
大苗はほとんどが枝を機械でバッサリ切っていますので、芽の位置を確認してしっかり剪定しましょう!
異様に短く剪定してしまうやり方があるようですが、それは培養土のチカラが弱い場合のみですので注意しましょう!
剪定したらカルスメイトで切り口保護も忘れずに!
切り口から樹液が出てくることがありますが、これは元気な証拠!別に悪いことは起きませんよ!

・土を乾かさないように水やりを忘れずに!
植え込み時は水をタップリ与えましょう!タップリ3回与えるぐらいがいいですよ!

植え付け後の管理!

植え付け後の管理を説明します!
特に何かをしなければならないということはありませんが…

・水は切らさないように!
実は、冬の休眠期に軽い水涸れを長期間させてしまってダメにしてしまうケースがよくあります!
当店の培養土は余分な水は残さないので、水やりは忘れずに!ただ、回数は少なくてOKです!

・日差しが強い場所では不織布をかけてあげましょう!
まだ十分に水を吸えない大苗は、強い日差しで枝が焼けてしまうことがあります。苗に軽く不織布をかけてあげるといいですね! 風で飛ばされないように、洗濯バサミ等で固定してあげるといいですね!
寒さ対策にする場合は、寒気や冷たく乾いた風から守るように、全体的に緩く厚めに覆ってあげます。

・肥料は絶対にダメ!
3月上旬の芽出し肥までは施肥は絶対にやってはいけませんよ! 土に影響が出て、そして株にも影響を及ぼします!

・マルチングをしましょう!
土の保護のためにマルチングをしておきましょう!ただ、冬ですのでどうしても必要というわけではありませんが…

・たまにクリアミスト消毒を!
冬は、曇りで少し気温の高い日がクリアミスト消毒の絶好のチャンスです!
逃さず噴霧しましょう!月に2回ぐらいが理想です!

芽だし~開花までの管理!

冬が過ぎ、芽が吹いてから開花までの管理で大事なことを説明します!

・3月上旬に芽出し肥(関東基準)を与えよう!
はじめて施肥するのが3月上旬の芽出し肥です。暖効性ながらしっかり効く有機の固形肥料がオススメです!
もし施肥する前に暖かい日が続いて芽がすでに動いてしまっていたら有機液肥をまずは与えましょう!

・水涸れ厳禁!しっかり水遣りしましょう!
最高品質の茨城県産硬質赤玉土を使った培養土ですから、水をタップリ与えても必要無い水はすべて排出してくれます!
ですから、水はしっかり与えて水涸れさせないようにしましょう! また、大苗は根が不十分な状態で芽をぐんぐん伸ばしますから、水がタップリあっても水涸れ状態となることがあります。
その場合も、水をタップリ与えることで戻りますから慌てることなく処置しましょう!

・根は勝手に伸びますから意識する必要はありませんよ!
普通に育てていれば根はしっかり伸びてくれます!これは培養土のチカラです!
ですから、育て方でどうのこうのする必要はありませんし、土を乾かし気味にして伸ばすというのは百害あって一利無し!
大苗ですから最初はどうしても根<地上部の悪いバランスになりますが、バラを健全に育てればバラ自身が根=地上部の状態にします!

・風に注意!
近年は4、5月の穏やかである季節に強風がよく吹き荒れます! 枝折れには充分に注意してください!

・病害虫対策は忘れずに!
病害虫が出ていなくても、クリアミストやローズディフェンス、木酢液などは常用しましょう!
これら無農薬資材は使用回数制限がありませんので常用向きです!

・活性剤を有効利用しよう!
大苗は春を過ぎないとなかなか根と地上部のバランスが取れません…ケアするつもりで甘彩シリーズを有効活用しましょう!

ページトップへ